経営者モーニングセミナー&イベントレポート


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餓死迫る日本〜政府統計が見事に証明輸入が止まると貴方は直ちに御陀仏〜
小池氏
講師:小池 松次氏
あすか教育研究所 所長


「私のこれから話す内容は、なかなか皆さんに理解してもらえない。」
「分かってもらえない。」
「全然つうじないんです。」

「教師としては、昭和25年から
学者としては、昭和34年から
約半世紀に渡り、伝え続けてきたことが、
全く伝わらないのです。」

講演はこの言葉でスタートした。
意外な始まりだった。
なにが、どう通じないのか、
何故通じないのか聞きたくなり、思わず身を乗り出した。

氏が、食料に関するデータを集め始めたのは昭和16年から。
集めれば集めるほど、日本が抱える食糧事情に危機を感じ、
昨年8月にそれまでのデータを集計しまとめて、各マスメディア50社近くにその結果を送付したが、
「日本の食糧がなくなって餓死すると思っているのはあなただけだ」と、
誰も相手にしてくれなかったという。

そんな中、たった一社だけ耳を傾けてくれたのが「学研」という出版社。
そして、昨年の中国餃子問題をきっかけに、
「食料自給率」を日本国民が意識するようになり
徐々に氏の訴えに耳を傾けてくれる方が増えてきた。

現在、日本の食料自給率39%
これが政府が発表している数値だが、
氏いわく、
「本当の日本の食料自給率は1%にも満たないのです。
これを私が言うと誰も信じてくれないのですが・・・・本当なんです。

そもそも39%と計算した根拠がおかしい。
これは、前提として石油・肥料・農薬等を全て国産とした上での計算であり、
現在の日本は農作物の生産において、
石油も肥料も農薬もすべて輸入に頼っているのが現状。

日本の農作物は大量生産をする為に
石油を動力とした耕作機械を使い
肥料と農薬を使用している。
仮にもし、石油と肥料と農薬の輸入がストップしたら、
農業は少人数の家族の人手と無肥料・無農薬となり、
生産性は格段に落ちることになる。

食料自給率39%なんてとんでもない。
実際は1%にも満たない。
もしもの時の為に私たちは、政府のデータは信用せず、
半年分以上の食料は確保しておいたほうが良いんです等等・・・」
ここまで書くと、日本の将来に何の未来もないように思えてくる。
しかし、氏の表情は口から出てくる言葉とは違い、
非常に穏やかで優しい表情なのだ。
「ここまで言って、皆さんはびっくりされていると思うんですが、
まだ助かる道はあるんですよ。それを本で詳しく紹介しています。
でもね。現状を受け入れる所から全てが始まるんです。
今の日本の一番の問題は、
皆さんが危機感を持っていないのが一番危険なんですね。
ですから、私はそこを分かって頂きたくて、
誰も相手にしてくれなくても、悪口を言われても、嫌われても
こうやって話続けているんです。私は諦めない。
これから議員会館に行って、一人一人の国会議員に話しに行くんです。」


氏はご自分自身が農業をされていて、
目の前の現実をきちんと受け入れ、
どうしたら、日本国民全員でそれを乗り越えていけるのかを
長年たった一人で模索されてきた。
そして、今日もこれから日本の600万人の農民の代表として、
国会の議員会館をたった一人で回るという。
しかも、氏は昭和3年誕生、現在は80歳を超えている・・・

今回の講話内容とはあまり関係がないが
氏の本職は、道徳教育・修身教育である。
氏の発する言葉の一つ一つの後ろに、
人間に対する、国に対する「思いの強さ」を感じたのは
そのせいかもしれない。

私が80歳になった時、こんな活動が出来るだろうか?
日本国のために、日本人のために、こんなに熱くなれるだろうか?

氏の志、生き様、見え隠れする愛情に、
心の中の何かが反応していた。

渋谷区倫理法人会 幹事 天池知子
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