
法人スーパーバイザー 鹿島節子氏
鹿島講師にお会い出来たことに心から感謝です。倫理を学ぶ意味や、具体的にどうやって学ぶのか、分かりやすく教えて頂いた1時間でした。
倫理の教科書でもある万人幸福の栞は、丸山敏雄先生が実践し、実行し、実証した誰もが幸せになれるエッセンスです。「大切なことは、何のこだわりも不足もなく、澄みきった、張りきった心、これを持ちつづけることであります。」
この「持ちつづけること」が難しい。笑顔だったのに、心無い一言、出来事によって一瞬にして心が変わってしまいます。
全ての不幸は「我がまま」からくるのです。それを直すには一番の近道は、朝起きすることです。「朝起き」とは、目が覚めた瞬間に布団を蹴飛ばし瞬間的に起きること、これが中々出来ないのです。
倫理法人会に参加する朝、まだ寝たい、もう少し、あと少し、と中々起きることが出来ない私はまだまだ修行が足りないです。
倫理には、企業活性化の決め手!これが出来れば、企業が活性化する7ACTSという行動指針があります。
1 挨拶が示す人柄、躊躇せず先手で明るくハッキリと。
2 返事は好意のバロメーター、打てば響く「ハイ」の一言。
3 気づいた事は即行即止、間髪入れずに実行を。
4 先手は勝つ手5分前、心を整え完全燃焼
5 背筋を伸ばしてあごを引く、姿勢は気力の第一歩。
6 友情はルールを守る心から、連帯感を育てよう。
7 物の整理は心の整理、感謝を込めて後始末。
鹿島先生の説明によって、この行動指針がどれ程大切であるのか分かりました。
例えば、2の返事です。
「ハイ!」は漢字の「拝」であり、相手を敬う意味が込められています。仕事を頼まれたとき、子供からお願いされたとき、「ハイ!」と返事をすると、頼んだ人は喜ぶ、子供も喜ぶ、そして子供も素直に育つのだそうです。
鹿島先生にはお孫さんがおり、エピソードを教えて頂きました。
高校一年生のお姉さんが年下の弟さんに頼みごとをしたところ、弟さんは「はい、はい、はい」と何度も返事をしました。その後に、お姉さんは「はい」は1回でいいの!」と教えていたそうです。
弟さんは「はい」と1回で返事をするようになったとのこと。
つまり、親が普段していることは、子供、孫、と伝わっていくのです。
それから「4」についてです。
お客様へお会いする約束の5分前に行く「心の余裕」と5分後に行く「心の余裕」は全く違います。そして更に、5分後に行くことは、「信用」を失うことになります。
こんなエピソードを話して下さいました。世間で偉いと呼ばれる方が、時間に遅れてくるそうです。どんなに偉くても、あの方はね、と言われてしまうそうです。
鹿島様は餃子の丸満の創業者です。創業から鹿島先生はがむしゃらに働き続けました。ふと気が付いたら、社員さんへの不平不満や、愚痴や、悪口が多くなっていたそうです。
それに気づき、働く社員様と握手し、一人一人ありがとうをたくさんお伝えしておられます。創業から現在までちょっぴりではありますが、売り上げは伸び続けているそうです。
3年前代表に就任された娘さんとのエピソードが胸に残りました。
社員さんにはありがとうの気持ちを伝えていた鹿島先生ですが、娘さんへ伝えていないことに気が付かれました。勇気を持って、娘さんへありがとうとお伝えそうですが、娘さんは一切返事をされなかったそうです。何度も、何度も伝えましたが娘さんは返事をされなかった。
どうして?と鹿島先生が話したところ、
「今まで一度も誉めてくれたことないでしょ」と娘さんが一言。
その時、鹿島先生は社員さんは誉めていましたが、娘さんに対しては、やって当たり前、当然と思い込み、誉めていないことに気が付き愕然とされたそうです。
先生は、頭を下げて謝り、ごめんなさい、ごめんなさいと伝えました。二人はその後涙を流しながら抱擁され、何度も何度もありがとうと言い合ったそうです。
その後、娘さんのお子さんが今まで何となく母親に対して、距離があったそうですが、その距離がなくなったそうです。不思議ですね。
鹿島先生の話を聞き、一番身近な人へありがとうと伝えて行こうと思います。
鹿島先生は、表情や声から全身から感謝の思いが溢れていました。どうしたこんなに穏やかな表情が出来るのだろうかと思い、私もいつか鹿島先生のような表情が出来る人間になりたいと思います。
そして倫理の教えを実行しようと思った時間でした。ありがとうございました。
渋谷区倫理法人会 幹事 酒井 宗義